比べる(比較演算子)
約5分で読めます第12章
この章で学ぶこと
2つの値を比べる「比較演算子」を学びましょう。比較の結果は true か false になります。条件分岐とセットで使うことが多いです。
比べるとはどういうこと?
プログラムでは「点数が80点以上か?」「在庫が0か?」のように、2つの値を比べる場面がよくあります。
この比較をするために使う記号を比較演算子といいます。
比較演算子の一覧
| 演算子 | 意味 | 例 | 結果 |
|---|---|---|---|
| `==` | 等しい | `5 == 5` | `true` |
| `!=` | 等しくない | `5 != 3` | `true` |
| `>` | より大きい | `5 > 3` | `true` |
| `<` | より小さい | `5 < 3` | `false` |
| `>=` | 以上 | `5 >= 5` | `true` |
| `<=` | 以下 | `3 <= 5` | `true` |
コードで確認しよう
java
1public class Main {2 public static void main(String[] args) {3 int score = 80;45 System.out.println(score >= 80); // true(80以上か?)6 System.out.println(score == 100); // false(100と等しいか?)7 System.out.println(score != 0); // true(0ではないか?)8 }9}比較の結果は true または false になります。boolean 型の変数に入れることもできます。
「=」と「==」の違い
初心者がよく間違えるのが = と == の違いです。
=は代入(値を箱に入れる)==は比較(2つの値が等しいか確認する)
java
1int a = 5; // aに5を代入2System.out.println(a == 5); // aと5が等しいか比較 → true文字列の比較には注意
String の比較には == ではなく .equals() を使います。
java
1String name = "たろう";2System.out.println(name.equals("たろう")); // true3System.out.println(name == "たろう"); // 意図した結果にならない場合があるString に == を使うと、期待通りの結果にならないことがあります。これは String が「クラス」という特別な仕組みで作られているためですが、詳しくは後の章(クラスとオブジェクト)で自然と理解できます。今は「String の比較は .equals() を使う」とルールとして覚えておきましょう。
ポイント
比較演算子の結果は true か false になります。代入の = と比較の == を混同しないよう注意しましょう。
まとめ
- 比較演算子:
==(等しい)、!=(等しくない)、>、<、>=、<= - 比較の結果は
trueかfalse(boolean型) =は代入、==は比較(ここを間違えやすい)- 文字列(String)の比較は
.equals()を使う
確認問題
「aはbより大きい」をJavaで表す比較演算子はどれですか?