戻り値を使う
約5分で読めます第23章
この章で学ぶこと
メソッドから値を呼び出し元に返す「戻り値(もどりち)」を学びましょう。計算結果などをメソッドの外で使えるようになります。
戻り値って何だろう?
これまで作ったメソッドは「表示する」という処理をするだけでした。
しかし「計算してその結果を返す」というメソッドも作れます。メソッドが返す値を**戻り値(もどりち)**と呼びます。
計算機に数値を入れると答えが返ってくる、そのイメージです。
戻り値のあるメソッドの書き方
java
1public class Main {2 static int add(int a, int b) {3 return a + b;4 }56 public static void main(String[] args) {7 int result = add(3, 5);8 System.out.println(result); // 89 }10}3つのポイントがあります。
voidの代わりに戻り値の型を書く(この例ではint)return 値;で値を返す- 呼び出した側では
int result = add(3, 5);のように受け取る
returnに達するとメソッドが終わる
return が実行された時点で、メソッドはその場で終了します。それ以降の処理は実行されません。
java
1static int max(int a, int b) {2 if (a > b) {3 return a; // aが大きければaを返してメソッド終了4 }5 return b; // そうでなければbを返す6}voidとの比較
| 種類 | 書き方 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 値を返さない | `void メソッド名()` | 表示など |
| 値を返す | `型 メソッド名()` | 計算・変換など |
ポイント
戻り値のあるメソッドは void の代わりに型名を書き、return 値; で値を返します。呼び出し側で変数に受け取って使います。
まとめ
- 戻り値とは、メソッドが呼び出し元に返す値
voidの代わりに返す値の型を書く(例:int、String)return 値;で値を返すreturnに達するとメソッドはその場で終了する- 呼び出し側で
型 変数名 = メソッド名();と書いて受け取る
確認問題
メソッドから値を返すときに使うキーワードはどれですか?