for文の基本
約5分で読めます第18章
この章で学ぶこと
同じ処理を何度も繰り返す for 文を学びましょう。配列の全要素を順番に処理するときにもよく使います。
繰り返しが必要な場面
「1から10まで数を表示したい」とき、System.out.println() を10回書くのは大変です。
こんな場面で使うのが**繰り返し(ループ)**の仕組みです。for 文を使うと、同じ処理を指定した回数だけ繰り返せます。
for文の基本形
java
1for (初期化; 条件; 更新) {2 // 繰り返す処理3}3つの部分で構成されます。
- 初期化:繰り返しに使う変数を用意する(例:
int i = 0) - 条件:この条件が
trueの間だけ繰り返す(例:i < 5) - 更新:1回の処理が終わるたびに変数を変える(例:
i++)
コードで確認しよう
java
1public class Main {2 public static void main(String[] args) {3 for (int i = 0; i < 5; i++) {4 System.out.println(i);5 }6 }7}実行結果:
text
1021324354i が0から始まり、i < 5 の間は繰り返します。i++ で1ずつ増えていき、i が5になると条件が false になって終了します。
配列とfor文を組み合わせる
配列の全要素を順番に処理するときに、for 文と配列を組み合わせます。
java
1int[] scores = {80, 90, 75, 60, 95};23for (int i = 0; i < scores.length; i++) {4 System.out.println(scores[i]);5}scores.length(配列の要素数)を条件に使うと、配列の全要素を処理できます。
拡張for文(for-each)
「配列の全要素に同じ処理をする」だけなら、より簡単な書き方もあります。
java
1int[] scores = {80, 90, 75};23for (int score : scores) {4 System.out.println(score);5}インデックスが不要なときはこちらの書き方の方がシンプルです。
ポイント
for (初期化; 条件; 更新) で繰り返し処理を書きます。配列と組み合わせて全要素を処理するパターンが頻出です。
まとめ
for (int i = 0; i < 回数; i++)が基本の形i++はi = i + 1と同じ(1ずつ増やす)- 配列と組み合わせると全要素を順番に処理できる
- インデックスが不要なら
for (型 変数 : 配列)の拡張for文が使える
確認問題
for文の `i++` はどういう意味ですか?