クラスとは何か
約5分で読めます第24章
この章で学ぶこと
Javaの中心的な概念「クラス」を学びましょう。クラスを理解すると、現実の「もの」をプログラムで表現できるようになります。
クラスって何だろう?
これまで書いてきたコードは、すべて public class Main { } の中に入っていました。この class がクラスです。
クラスとは、設計図のようなものです。
たとえば「車」の設計図には「色」「速度」「走る」「止まる」などの情報が書かれています。その設計図をもとに実際の車を何台でも作れます。
Javaのクラスも同じで、「何というデータを持ち、何ができるか」という設計図を定義するものです。
クラスの基本形
java
1class クラス名 {2 // データ(フィールド)3 型 変数名;45 // 機能(メソッド)6 void メソッド名() {7 // 処理8 }9}クラスはフィールド(データ)とメソッド(機能)を持ちます。
実際にクラスを定義してみよう
「犬」を表すクラスを作ってみましょう。
java
1class Dog {2 String name;3 int age;45 void bark() {6 System.out.println(name + ":ワン!");7 }8}Dog クラスには「名前」「年齢」というデータと、「吠える」という機能があります。
クラスはあくまで設計図
クラスを定義しただけでは、犬は存在しません。設計図を作っただけで、まだ実物がない状態です。
実物を作る方法は次の章で学びます。
なぜクラスを使う?
クラスを使うと「犬という概念」を1か所にまとめて管理できます。
名前・年齢・吠える動作が全部 Dog の中に入っているので、「犬に関することは全部ここを見ればわかる」状態になります。
ポイント
クラスは設計図です。フィールド(データ)とメソッド(機能)をひとまとめにして定義します。クラスを使うと現実の「もの」をプログラムで表現できます。
まとめ
- クラスは「設計図」のようなもの
- フィールド(データ)とメソッド(機能)で構成される
- クラスを定義するだけでは実物はできない
- 実物を作るには「インスタンス化」が必要(次の章で学ぶ)
確認問題
クラスとは何のたとえが最も近いですか?