ゼロから学ぶJava
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メソッド23章 / 全26

戻り値を使う

この章で学ぶこと

メソッドから値を返す「戻り値(もどりち)」を学びましょう。計算結果などをメソッドの外で使えるようになります。

「表示する」だけでなく「返す」メソッドが作れる

これまでのメソッドは System.out.println() で画面に表示するだけでした。「計算してその結果を返す」ことも、メソッドではできます。

電卓のように「数字を入れたら答えが返ってくる」イメージです。メソッドが返す値を戻り値(もどりち)と呼びます。

戻り値のあるメソッドを作る

text
18
java
1public class Main {
2 static int add(int a, int b) {
3 return a + b;
4 }
5
6 public static void main(String[] args) {
7 int result = add(3, 5);
8 System.out.println(result);
9 }
10}
  • static int add(int a, int b)int 型の値を返すメソッド(void の代わりに int
  • return a + b;a + b の計算結果を呼び出し元に返す。return に達した時点でメソッドは終了する
  • int result = add(3, 5); → メソッドの戻り値を result に受け取る
  • System.out.println(result);8 と表示される

戻り値を直接 println に渡すこともできます。

java
1System.out.println(add(3, 5)); // 8

ポイント

戻り値のあるメソッドは void の代わりに型名を書き、return 値; で値を返します。呼び出し側で変数に受け取って使います。

よくあるミス

return を書き忘れる

戻り値のあるメソッドに return がないとエラーになります。メソッドを定義したら、すべての処理経路で return が実行されるか確認しましょう。

まとめ

  • 戻り値とは、メソッドが呼び出し元に返す値
  • void の代わりに返す値の型を書く(例:intString
  • return 値; で値を返す
  • return に達するとメソッドはその場で終了する
  • 呼び出し側で 型 変数名 = メソッド名(); と書いて受け取る

確認問題

メソッドから値を返すときに使うキーワードはどれですか?