変数第5章 / 全26章
変数とは何か
この章で学ぶこと
変数(へんすう)の作り方と使い方を学びましょう。値に名前をつけておくことで、プログラムが読みやすく、直しやすくなります。
同じ値を何度も書くと、直すのが大変
点数が100点の状態を表示するプログラムを書いたとします。
java
1System.out.println("点数:" + 100);2System.out.println("残り:" + (100 - 80));「やっぱり85点にしよう」となったとき、100 が書いてある場所を全部探して直さなければなりません。直し忘れがあれば、バラバラな数字が表示されます。
変数(へんすう)を使うと、値を1か所で管理できます。
値に名前をつける
text
1点数:852残り:5java
1public class Main {2 public static void main(String[] args) {3 int score = 85;45 System.out.println("点数:" + score);6 System.out.println("残り:" + (score - 80));7 }8}int→ 整数を入れる入れ物の種類(integer = 整数の略)score→ 入れ物につけた名前(変数名)= 85→ この入れ物に85を入れる。=は「等しい」ではなく「右を左に入れる」という意味- 2行目以降の
score→ 入れ物の中身(85)に置き換わって動く
score を 90 に変えたければ、1行目の int score = 85; の 85 だけを直せば済みます。
中身はあとから書き換えられる
「変わる数」と書くだけあって、中身はあとから変えられます。
java
1int score = 100;2score = 200;3System.out.println(score); // 200最初に int をつけるのは「新しく作るとき」だけです。2行目のように、すでにある変数に入れ直すときは int なしで書きます。
ポイント
変数を使うと、値を1か所で管理できます。「あとから変わるかもしれない値」は変数にするのが基本です。
よくあるミス
2回目の代入にも int をつけてしまう
int score = 100; のあとに int score = 200; と書くと「同じ名前の変数を2つ作ろうとしている」としてエラーになります。2回目以降は score = 200; と、型名なしで書きましょう。
まとめ
- 変数は値を入れておく名前つきの入れ物
型 変数名 = 値;という形で作る(例:int score = 85;)=は「右の値を左に入れる」という意味- 2回目以降の代入は型名なしで書く(
score = 200;) - 変数を使うと、値を1か所で管理できる
確認問題
変数に値を入れるとき、`=` はどういう意味ですか?