クラスとオブジェクト第24章 / 全26章
クラスとは何か
この章で学ぶこと
Javaの中心的な概念「クラス」を学びましょう。クラスを使うと、データと機能をひとまとめに定義できます。
データと機能をまとめて扱いたい
これまでは「変数でデータを持ち」「メソッドで処理を書く」と別々に扱っていました。
現実のものはデータと機能がセットです。「犬」なら「名前・年齢」というデータと「吠える・走る」という機能が一体です。これをプログラムで表現できるのがクラスです。
Dogクラスを定義してみよう
java
1class Dog {2 String name;3 int age;45 void bark() {6 System.out.println(name + ":ワン!");7 }8}class Dog {→Dogという名前のクラスを定義するString name;→ 犬の名前を入れるデータ(フィールドという)int age;→ 犬の年齢を入れるデータ(フィールドという)void bark() { ... }→ 吠えるという機能(メソッド)- クラスを定義しただけでは犬はまだ存在しない。実物を作る方法は次の章で学ぶ
クラスは設計図です。「犬とはこういうデータを持ち、こういうことができる」を定義したものです。
ポイント
クラスは設計図です。フィールド(データ)とメソッド(機能)をひとまとめに定義します。クラスを使うと現実の「もの」をプログラムで表現できます。
よくあるミス
クラスを定義しただけで使えると思ってしまう
class Dog { ... } と書いても、犬はまだいません。設計図を書いただけで、実物はない状態です。実物を作るには「インスタンス化」が必要です(次の章で学びます)。
まとめ
- クラスは「設計図」のようなもの
- フィールド(データ)とメソッド(機能)で構成される
- クラスを定義するだけでは実物はできない
- 実物を作るには「インスタンス化」が必要(次の章で学ぶ)
確認問題
クラスとは何のたとえが最も近いですか?